シーズー

  • 英語表記 Shih Tzu
  • 原産国 中国
  • サイズ 小型犬
  • グループ 9G 愛玩犬
  • 体高 20cm~28cm
  • 体重 4kg~7kg

大きな目、上向きの鼻、やや胴長、短くしっかりした脚。愛嬌があり、飼い主に激しいコンタクトを求める洋犬ほどではありませんが人懐こくて遊び好き。飼いやすい家庭犬として昔から慕われています。中国の王宮で長く飼われていたペキニーズと、チベット原産のラサ・アプソとのブリーディングから生まれたと言われています。風貌がライオンに似ていることからも、獅子狗(シー・ツェ・コウ)と呼ばれました。正確はおとなしく、マイペース、静かで穏やかです。やや頑固なところがあり、訓練性能が高くないので、しつけの難易度は高い犬種です。

シー・ズーの歴史

シー・ズーは、中国の王宮で数百年にわたって飼われてきた「ペキニーズ」とチベットの寺院から中国皇帝への貢物として送られた「ラサ・アプソ」との交配によって生まれた犬種で、名前の由来はチベットの獅子狗(シー・ツェ・コウ)と呼ばれたことからきています。他にも顔の毛があちこちに広がっていて、ふわっとした菊の花のように見えることから、「菊の花のような顔の犬/Chrysanthemum Dog」とも呼ばれます。

ヨーロッパに伝わったのは1930年頃でイギリス人の旅行者が中国から持ち帰って紹介されることになりました。見た目が似ていることから当初はラサ・アプソと同じ犬種として分類され、後に分離独立した犬種として認められました。ちなみにラサ・アプソです↓

性格は、明るく陽気で活動的、人なつこく、遊び好き。攻撃性も低いのですが、がんこな面も持ち合わせているので、甘えさせて権勢症候群になる可能性があり、一度そうなると治しずらいという指摘もあります。雌よりも雄の方ががんこな傾向があるとされます。

シー・ズーのサイズ及び外観

  • 雄、雌ともに体高27cm以下、体重8kg以下(4~7kgが理想とされる)
  • 体長は体高よりわずかに長く、背中はむっすぐで短い。胸は豊かに発達している。
  • 眼は大きく丸く、暗色。長い毛で眼を刺激しやすく、角膜炎になりやすい。
  • スカルは幅広く丸く、両目の間も広くあいている。マズルは四角で短いが、ペキニーズのようなしわはなく、平ら。
  • 耳には長い飾り毛があって、垂れ下がっている。
  • 眼は大きく丸く、暗色。長い毛で眼を刺激しやすく、角膜炎になりやすい。
  • 尾は付け根が高い位置にあり、飾り毛がたっぷりあって、背の上に巻き上げている

シー・ズーの被毛とお手入れ

ダブルコートで、上毛は長く密生していて直毛、下毛は柔らかいです。ダブルコートですがそれほど抜け毛が多い犬種ではありません。長い毛は頭部も覆っていて、伸ばし続けると眼と鼻もすっかり隠しています。大きな耳も長い毛がかぶさって判別がつきません。なので、毛を伸ばす場合は顔にかかる部分は髪留めやゴムなどで留めたり、束ねたりしてコートを管理します。

シーズーのアンダーコートと長いシルクのアウターコートは非常にもつれやすいです(これは除去するのが苦痛かもしれません)ので、普段からのブラッシングが重要です。そのコートを維持することに関係するいくつかの基本的なステップがあります。

お手入れの基本

  1.  少なくとも1日おきにブラッシングをおこなう。
  2. コーム、スリッカーブラシ、ピンブラシを使用する。
  3. 最初にピンブラシで表面の毛を梳いていく。
  4. 上の毛を持ち上げ、肌に近い中の毛をしっかりと梳く。
  5. 最後にコームを使用して、残っている毛を取り除きます
  6. 食後は口の周りを濡れた布等で拭いてあげると清潔が保てる

被毛の美しさを保つために、毎日のグルーミングと定期的なシャンプーが必要です。また、歳をとるにつれて、皮膚が脂っぽくなりやすく、それに伴い痒みを感じることが多くなります。オイリー肌用のシャンプー剤を使うと余分な脂分を取り除くことができます。

目のまわりが涙焼けして赤茶色になりやすいので、気になるようでしたら、刺激の少ない犬用の涙焼けローションなどで拭いてあげます。

お手入れ(参考動画)

ロングコートのブラッシング動画です。ピンブラシを使って丁寧に梳き。最後に頭を結わえてという基本の流れです。

トップノットの結び方

シー・ズーの病気

生まれながらの脂性体質である場合が多く、そのため耳、目、歯、皮膚にトラブルが多く見られます。

  • 脂漏症
    内分泌障害や栄養不足、寄生虫、真菌感染などが原因で、フケの多い乾燥した皮膚になったり、脂性のべとついた皮膚になったりし、脂漏臭という強い臭いを発して、かゆみや脱毛がひどくなります。
  • 眼瞼外反症(がんけんがいはんしょう)
    まぶたが外側にめくれているため、まぶたの内側にある涙腺や結膜が空気にさらされて乾燥し、細菌などに感染しやすくなり、結膜炎や角膜炎を起こします。
  • 眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
    「逆さまつげ」のことで、まぶたの縁が内側に巻き込まれているために、まつげが常に眼の角膜を刺激して、角膜炎や結膜炎を起こします。
  • 外耳炎
    垂れ耳で外耳道の通気の悪い犬がかかりやすい病気。耳の中がべたつき、真菌や細菌が感染して悪臭のある耳アカがたまり炎症を起こしてひどいかゆみに苦しみます。アレルギーの原因にもなります。
  • 涙流症
    眼と鼻をつないで涙を排出するためになる涙小管が狭かったり、詰まったりしていると、いつも涙が出て眼の周りの毛を変色させたり湿疹ができたりする。
  • 進行性網膜萎縮症
  • 股関節形成不全
  • 口蓋裂
  • フォンウィルブランド病

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