犬の涙焼けの原因~治し方と対策方法

「涙やけ」
涙の産生が過剰になり、目の周囲の毛が着色する事

涙やけという言葉がよく使われますが、病名では「流涙症」と呼ばれます。白い毛色や顔が小さい子は涙焼けになるのは、仕方がないと諦めている人もいますが、何かしらの原因があるわけで、それを改善してあげれば涙の量が正常に戻ることもあります。

涙やけは、涙に含まれる「塩化リゾチーム」という成分が過剰に毛につくことによって茶色く着色してしまう現象です。茶色く着色した毛は洗っても落ちません。「リゾチーム」とは酵素の一種で、別名「溶菌酵素」。特に、涙や唾液、鼻水の中にたくさん含まれていて「感染防御」の働きをしていると考えられています。もちろん人間の涙も同じ働きをしています。

涙は本来、涙腺→涙管→鼻へと排出されていきます。人間も泣く時に鼻水も垂れてきますよね?それがスムーズに鼻まで排出されていないため、涙を流し続けているという状態になってしまっていると涙があふれてきます。

他にも涙があふれだしてしまう原因は様々ですが、対処法の手順をまとめましたので参考にご覧ください。

1. 代謝の問題

水分摂取量や運動量が足りていない場合、体重管理が必要な状態や肥満状態になっていると身体そのものの代謝が鈍くなり、涙やけが出やすくなることもあります。

余計なものは体外に出せる代謝の良い身体を保つために水を飲んで、十分な運動をすることが大切です。沢山水を飲んで、運動して、オシッコでしっかり排泄する。食事がドライフードの場合は十分に水を飲んでいるかどうか確認してみてください。

水分を摂取して運動する」とてもシンプルですが根本的な原因となっている場合もあるので、意識してみると良いと思います。

2. 動物病院で診察

悩むほどの涙やけは動物病院で一度診察してもらいましょう!

逆さまつげや鼻涙管が詰まっていないかどうか獣医さんに診てもらってください。また結膜炎など目の病気にかかっている時も涙は過剰に出るようになります。

子犬が涙が多いのは普通

main_49065_4aef3_detailちなみに仔犬の場合は皮膚や粘膜なども弱いので、そのぶん、保護するため涙などの分泌も多いです。成長と栄養代謝のバランスも安定していないから分泌も増えがちです。うちのトイプーも子犬の頃は涙が酷かったです。問題がないコでも子犬の頃は涙が多いのが普通です。

次に、診察してもらっても「何が原因が分からない。」「量は多いけど気にするほどではない。」と獣医さんに言われたら食事を変えてみましょう。

3. 食事を変える

添加物や酸化した油たっぷりの粗悪なドライフードなどを食べている場合、涙もドロドロになり涙管にタンパク質の代謝副産物がこびりついて涙の排出がうまくできなる事があります。また、食べ物に含まれているものでアレルギーを起こしている可能性もあります。

普段食べている食事が添加物、脂分などが多すぎないかチェックしてみてください。高級フードの中には脂分が多くてワンちゃんに合っていない事もあります。また、1番目に書きましたが代謝が悪くて排泄として出しきれずに涙として排出している場合もあるので、ご飯の時の水分量を増やしてオシッコの量を増やしてあげるのも一つの方法です。

他には、腎臓、肝臓などに負担がかかっていることも考えられるので、消化酵素やDHA/EPAといったサプリメントの摂取も効果が見られるかもしれません。

食べ物が原因の時はドライフードから手作りに変えると大きく改善することがあります。手作りの場合は水分摂取量が増えるのでそれが改善に繋がっている可能性もあります。

オヤツをあげている場合は、オヤツが原因ということも考えられます。

特に原因が分からない時は食事の改善がおすすめです。なぜなら我が家も食事でかなり良くなりましたので^^ 今は半手作り食のような形で愛犬にご飯を作っていますが、ドライにこだわりがなければチャレンジする価値はありますよ。

ちなみに健康一番というお湯でふやかす簡易手作りフードと馬肉をベースに適当に野菜系を混ぜてあげています。

健康一番

お皿に乾燥食材を投入します!

乾燥手作りフード

お湯を入れてコネコネ

お湯でご飯をこねる

馬肉を投入して完成!

馬肉フード

後は適当にカルシウム成分や紫蘇油などをトッピングしています。

おすすめのドライフード

涙やけ対策のドライフードとしては、

  1. 出来るだけ余分な添加物が少ない
  2. 脂質が高すぎない事
  3. 信頼性の高い原材料を使っている

これらを満たすフードが良いかと。

イソラではオーガニック認証のアーガイルディッシュをおすすめしています。

【名古屋市千種区】アーガイルディッシュ(ArgyleDishes)の取扱店になりました。
オーガニックフードとしては有名なアーガイルディッシュなので、すでにお試しされている方も多いかもしれませんが、イソラで取り扱うドライフードとして『アーガイルデ...

4. 涙やけの着色を防ぐ方法

最後に着色を防いだり、茶色い毛を出来るだけ白くしてあげる方法です。

白い毛色はどうしても涙やけが目立ちますが、市販の涙やけローションをコットンにつけて毎日軽く拭いて上げるだけで着色は防げます。すでに着色してしまった部分も毎日ケアしてあげると段々薄くなってきます。ただし薄くするのは根気が必要です。

おすすめの方法は、茶色に着色してしまった毛を頑張って白に戻すよりも、一度茶色い部分は切ってしまい、新しく生える毛を着色しないようにする方法です。ペットサロンで涙やけが気になると伝えて、顔周りを綺麗にしてもらいましょう。

新しく生えてくる毛は白く綺麗なので、後は涙で毛が濡れている時はラファンシーズのクリアフェイスなどで拭き取ってあげればキレイな毛を維持できるはずです。

まとめ

目が大きくて、鼻が短かったり、顔のサイズが小さい子はどうしても涙が出やすいので、神経質になる必要はありませんが、そのままで放置すると、痛みやかゆみが出る事もあり、目頭をしきりにこすったり掻いたりして、いっそう症状を悪化させ、角膜潰瘍を併発する事もあるのでケアだけはキチンとして清潔を保ってあげてください。

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