キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

  • 英語表記 Cavalier King Charles Spaniel
  • 原産国 イギリス
  • サイズ 小型犬
  • グループ 9G 愛玩犬
  • 体高 31cm~33cm
  • 体重 5kg~8kg

17~18世紀にイギリスのチャールズ一世、二世に愛されたキング・チャールズ・スパニエルの改良種。優美な姿、均整が取れ引き締まった体。とても人懐こく、陽気で活発。気立てがよく怖いもの知らずな部分があります。訓練性能も高いため、家庭犬向きの特質を大変よく備えた犬種の一つといえます。2015年JKC犬種登録数ランキングでは16位。イギリスでは非常に人気が高くKennnel Club (KC)では7位となっています。

キャバリア・キングチャールズ・スパニエルの歴史

この犬種は、300年以上も前からイギリス王族の寵愛を受けてきた「キング・チャールズ・スパニエル」の改良種になりますが、鼻ペチャ、獅子っ鼻の風貌から起源は中国か日本の短吻種(鼻の低い犬種、パグや狆)ではないかという説もあります。

しだいに人気がなくなった「キング・チャールズ・スパニエル」をベースにして、熱心に改良されたのが、穏やかな表情を持つ犬種として「キャバリア」です。キングチャールズよりも大柄で健康的になり、口吻も長くなっています。

「キャバリア・キング・チャールズ」とは、「騎士の王、チャールズ」という意味で、キャバリアをこよなく愛したチャールズ二世にちなんで名づけられたものです。チャールズⅡ世の没後、この犬種の最も熱烈な支持者になったのがアルボロ公爵で、「白地に赤毛班の毛色」は「ブレンハイム」と呼ばれる毛色ですが、アルボロ公爵の領地の名前から来ています。

イギリスでは大人気犬種

イギリスではトイグループの中ではヨークシャー・テリアとキャバリアが人気2トップと言えるでしょう。別名いやしのスパニエル「コンフォーター・スパニエル」とも呼ばれ、飼い主に寄り添って膝や足を暖める、自分の体はノミをひきつけて、飼い主をノミから守るという役目を果たしていたそうですよ。

家族にとても愛情深くて、老人、子供相手にもフレンドリーな犬種です。運動量も散歩で足りるので非常に飼いやすいですね。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのサイズ及び外観

  • オス、メスともに体高は31~33㎝、体重は5kg~8kg
  • キング・チャールズ・スパニエルと比較すると逞しい体つきでやや大柄です。
  • 頭蓋は平らな感じで、口吻は円錐型です。
  • 肩は傾斜し、背はまっすぐで腰はよく張っていて力強いです。
  • 鼻孔は大きめに開いていて、ストップは浅くなっています。
  • 眼は間が離れていて、暗色で丸くて大きいが、突出はしていません。
  • 耳は付け根高くに位置し、長く垂れている。
  • 尾の断尾は任意ですが、3分の1以上切らないこと。
  • 前肢はまっすぐで、後肢は筋肉が発達し、優雅だが力強い歩様を示す。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの被毛とお手入れ

被毛は、絹糸状で長くて柔らかく、ほんの少しウェーブがかかっています。耳や四肢、尾には長い飾り毛があります。

毛色の呼び方はキャバリア独特の呼ばれ方もあります。レッド単色を「ルビー」、レッド&ホワイトを「ブレンハイム(黄金色)」、トライカラーを「プリンス・チャールズ」と呼ばれたりもします。その他にブラック&タンがあり、あわせて4種類のカラーになります。

なめらかで、やわらかい被毛なのダブルコートなので抜け毛も多く、ブラッシングは欠かせません。特に換毛期は大量の毛が抜けますので、抜け毛には覚悟が必要です。

とはいえ、日常のお手入れはそこまで大変というわけではなく、コートの維持管理は簡単な犬種に分類されます。ゆるくウェーブした被毛のもつれを取り除き、コートを光沢に保つために、週に数回ブラシをかける程度で問題ありません。

スリッカーとコームを用意しておけば普段のブラッシングはOKです。スリッカーで体全体をブラッシングしてモツレや汚れを取った後に、コームで抜けた毛をすくい取ってください。毛艶を出したい時は仕上げに獣毛ブラシを使ってマッサージしてあげると美しい光沢が出て来ます。

体を短くカットしている場合は、スリッカーでは梳きづらいと思うので、ラバーブラシの使用がオススメです。マッサージするような感じで体を撫でるだけでどんどん抜け毛が取れるはずです。

シャンプーは最低でも月に1回は、低刺激性のシャンプーを使って、定期的に行うようにしましょう。

お手入れ参考動画(トリミングナイフで抜け毛処理)

アンダーコート用のトリミングナイフを使っても抜け毛の処理が出来ます。換毛期はブラシだけだと抜け毛処理に時間がかかりますが、ナイフを使うとこの動画のようにガツガツ抜くことが出来ます。ファーミネーターやフーリーも同じ仕組みで抜いていくグッズですが、トリミングナイフの方が刃が鋭くないので、被毛を痛めません。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの健康管理となりやすい病気

運動量を必要としない犬種ですが、肥満になりやすい体質なので散歩は十分に必要です。皮膚が弱いことから、皮膚病予防のためにもこまめなブラッシングなどのケアが必要です。

  • 膝蓋骨疾患「膝蓋骨脱臼」
  • 停留睾丸
  • 心臓疾患 「僧帽弁閉鎖不全」
  • 皮膚疾患
  • てんかん

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トライカラーのキャバリアロビンちゃんの日常風景です。長い耳の毛がウェーブしててお洒落です。一眼レフ初心者ということですが、写真も綺麗!

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